通信制高校、その機能と課題

通信制高校は働きながらでも通える場所

通信制高校とは、毎日学校に登校することなく単位の取得によって高校生活を送る制度の高校です。
なんらかの理由によって中学課程や高校過程を中退したもの、また身体の不自由によって実際に足を運んで高校に通学するのが困難な生徒がよく利用します。また、家計の手伝いをしながら、またアルバイトをしながら、同時に教育をうけることを希望するひとも利用します。
しかし最近では、いわゆるコミュニケーションに支障があるために学校での生活が精神的に困難な生徒などの増加が目立っています。
こういった、特殊な環境に置かれている生徒に対しておかれているのが通信制高校です。

通信制高校の授業システム

通信制高校では、いわゆる授業を受けて定期試験を受験し単位を取得するのではなく、自宅に送付される教材を独学で学び、その内容に関する確認試験を回答、高校に送付し成績をつけてもらうタイプや、ビデオ授業で実際の授業とおなじように学習・画面上に表示される問題をコンピュータ上で回答することで添削してもらうタイプに分かれます。

コミュニケーション能力の養成が課題

通信制高校は、やはり成長期の生徒にとって重要なコミュニケーション能力の養成という点では通学型高校に及ばない点がありますが、たとえば家庭の事情により高校過程を修了することなく社会にでて、不自由を被っている人間にとっては気まずい雰囲気にのまれることなく自由に学習を継続させられる等のメリットがあります。
特に、大学など社会においての専門教育を学ぶ機関への受験には高校過程を終了していることを義務づけているところがほとんどのため、その一貫として通信制高校を利用する場合もおおいようです。
これからのネット社会において、面と面を向けた学習というスタイルが減少しつつある中、こういった体制の高校はとてもいいのではないでしょうか。